開幕への期待感について聞くと富樫選手は「渡邊雄太選手が入ってきて、新しいアリーナと今年の千葉は注目度はかなり高いと思う」と話す。昨シーズンは天皇杯と東アジアスーパーリーグの2冠に輝き史上初の三冠まであと一歩と迫った強豪・千葉ジェッツ。そんな千葉ジェッツは今シーズン大きな変化を迎える。まずは日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊雄太選手の加入。2人は2011年から日本代表として共に戦い、お互いのことを「ゆうた」「ゆうき」と呼ぶほど仲良し。渡邊選手が日本に戻ると表明した際にもSNSに「誰が何と言おうと俺はゆーたと同じチームでプレーしたいぞ!!!」と公開オファーし話題に。渡邊選手は「あれは彼がふざけて僕をおちょくった」と話していたが、富樫選手は「違います。あの期間毎日連絡を取っていたのは多分僕だけなので、僕の熱が伝わったんだと思います」と話す。開幕に向けて進化した部分を聞くと富樫選手は「僕の進化はよくわからないけど、後ろに渡邊雄太がいるということ。彼がいる効果は色んな面で大きい。2人でしっかりチームをまとめられるよう頑張りたい」と話した。もう1つの千葉ジェッツの変化が新しい本拠地「ららアリーナ 東京ベイ」の誕生。収容人数は昨シーズンの倍となる1万人以上が入る国内有数のビッグアリーナ。目標については「全ホームゲーム満員でプレーすること」と語った。4シーズンぶりのBリーグチャンピオンへ、千葉ジェッツの開幕戦はあさって新本拠地で比江島慎選手擁する宇都宮ブレックスと対戦する。さらに以前にフリースローのアドバイスを聞いた福さんに対し「僕のアドバイスのおかげでシュートが決まったと聞けてよかった。今シーズンはフリースローが試合前にあるか分からないけど、そういうのにもチャレンジしてもらえたら嬉しい」とのメッセージを送った。