去年12月の中山美穂さんの訃報から4か月。今日お別れの会が開かれた。「花の85年組」としてデビュー後は、アイドルの枠を飛び越える伸びやかな歌声を披露。また、俳優としてのみずみずしい表現力も大きな魅力だった。代表作の1つ「Love Letter」は、この春リマスター版が劇場公開された。お別れの会には多くの著名人が訪れた。遺影は一昨年のツアー用に撮られたもの。アーチ状の祭壇は、ステージに向かう雰囲気をイメージしたものだという。亡くなった12月6日も、大阪でライブに向かう予定だった。旅立ちにふさわしく5000本もの花が飾られ、中山さんが好きだったというダリアの花は55本。お別れの会では冒頭、中山さんへの祈りを捧げる黙祷が行われた後、54年の障害を振り返るエピソードが紹介された。その後、会場内に在りし日の歌声が響いた。1985年に15歳でデビューした後、数々のヒット曲がメドレーで流された。さらにゆかりの人々によるお別れの言葉が述べられた。一般ファンによる献花も受け付けられ、会場のそとにまで長蛇の列ができていた。