ハンズとM&Aでタッグを組む「JAPAN EYEWEAR HOLDINGS」は金子眼鏡とフォーナインズの2つの眼鏡ブランド、そして製造部門を束ねる持株会社。ハンズとのタッグで製造部門に唯一欠けていたメッキ加工の工程を補い、全工程を自社で完結させるのがM&Aの狙いだという。一方ハンズの橋本社長はM&Aを決断した理由について「資金力がないと設備を整えて事業を続けられない。我々の技術を活用して大きくしてもらう方法にM&Aがあった。鯖江を守るために様々な技術を結集させることが重要」などと話した。こうして2社のM&Aは今年の5月1日に無事締結された。JEHの金子社長は「橋本さんは経営はしなくていい。成長に必要な知見を提供してほしい」などと話した。