全長6000kmを超えるアマゾン川本流は橋が1本もかかっていない。昔から船で移動する文化があったことに加え、水深や川幅が常に変動するため建設が困難。向かう先は地元の人も立ち寄らないアマゾン川の支流。入り江状のこのポイントがデンキウナギの住処だという。網の長さは60m。これを川の至る場所に仕掛ていく。この日の作業を終えたのは午後8時過ぎ。翌日、デンキウナギはおろか、小魚一匹もかかっていなかった。更にワニに噛みちぎられていた。仕掛た網は2時間おきに確認。何もなければ再び網を張り直す。ひたすら作業すること2日間。何の成果もない。ひとまず気分転換へ。2人が案内してくれたのは猿を飼っている家。南米のジャングルに生息するアカホエザル。その名の通り赤い毛と大きい声量が特徴。続いて天然温泉へ。川の温度は64℃。この地域はアンデス山脈の隆起によってできた亀裂から地熱で温められた熱水が湧き出し川に流れ込んでいる。アマゾン温泉に入浴した。翌日再びデンキウナギを捜索。その前にオノリア村の村長の元へ。「日本から来た有名人にぜひご挨拶したい!」とのこと。思いがけず観光大使に就任。送迎会も行われた。大急ぎでアマゾン川に向かうとデンキウナギを発見。