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「MAAHA」 のテレビ露出情報

青山学院大学3年生の下角紗世さんは南麻布のBar Teleléで、人生初の「MAAHA CHOCOLATE カカオテリーヌ」を堪能。さらに、MAAHAの代表取締役でもある田口愛さんと対面した。同社のチョコレートは今年のバレンタイン商戦で売り切れが続出するほど人気で、看板商品はJALのファーストクラスにも採用された。日本が輸入するカカオ豆の約80%がガーナ産とされるなか、農家が苦境に喘いでいることを知り、現地で産業を起こすなど尽力する田口さんはニューズウィークで世界に貢献する日本人30に選出された。その取り組みはドキュメンタリー映画にもなった。
曽祖父がくれたのをきっかけにチョコが好きになり、田口さんは中学時代、ガーナのカカオ農家に関する本に目を通した。国際基督教大学1年の夏、ガーナに行くことを決断し、渡航費やビザを自ら準備。空港で親御さんに「ガーナに行ってくる」と電話で打ち明けたという。アマンフロム村に到着すると、製品となったチョコを見たことも食べたこともない人が多く、田口さんは「明日、作る」と宣言。YouTubeの動画を参考にして調理に臨み、泥団子のような見た目のチョコが出来上がったが、村の人々には好評だった。生活を送るなか、捕まえた鶏を捌いたり、ネズミやカタツムリも食した。村の人々は家を建ててくれたという。
23年に全世界で約60万人が命を落としたというマラリアに田口さんも5回罹患し、生死の境を彷徨った。また、カカオ農家を支援するなか、大学を中退。2020年、チョコレート工場を建てるべく、クラウドファンディングで約430万円を集め、2年後に完成させた。村の女性がチョコ作りを担うことで雇用が生まれた。現在、田口さんは収穫量ではなく質でカカオの値段を決めるよう、政府機関に働きかけている。現地で栽培したカカオ豆は日本に輸出され、茨城県にあるベーグル工場の一角を曲がりし、チョコレートを作っている。アナウンサーを志す下角さんに田口さんは「夢を等身大にしないこと」とアドバイスをおくった。

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