おととい、随意契約による備蓄米の店舗販売が始まった。気になる味や今後の販売予定は。土曜日の早朝から千葉県松戸市にあるアイリスオーヤマのユニディ松戸ときわ平店では長蛇の列ができていた。当初の予定より2日早め、全国でいち早く備蓄米を販売。購入者は「安井から買いたいのと、どんな味なにかというのもあった」と話した。午前10時には東京都内のイトーヨーカドー大森店でも用意された500袋は販売開始後、約40分で完売。きのう、開店前に約850人の行列ができていたイオンスタイル品川シーサイド店では6200袋を販売。この日、1000人余りが行列し、午前中だけで3000袋売れた。正午からの販売となったMEGAドン・キホーテ大森山王店には小泉農水相が視察に訪れた。小泉農水相は「こういった形で国民の皆さまに備蓄米をお届けすることができたこと、感謝の気持ちでいっぱい」と話した。2000円台の備蓄米流通を掲げた小泉農水相の就任から約10日での販売開始となったが、気になるのは味。番組は夕食に備蓄米を使用した一家に密着。5人家族で毎月約20kgの米を消費するため、備蓄米販売を心待ちにしていたという。炊き上がった古古米に父は「においちょっと違う」、母は「新米より味は落ちる。おかずと一緒に食べれば別に問題ないと思う」と話した。古古米でも味に大きな変化は感じないという。父は「安いのは生活費助かるし、長く買い続けていく中で絶対減っていくものなので買い続けると思う」と話した。別の家族も今後も備蓄米を買い続ける予定だという。価格抑制への一手として販売が始まった随意契約による備蓄米は今後どこで手に入るのか。土日から販売が始まったアイリスオーヤマやイトーヨーカ堂、イオンではきょう以降も順次販売店舗を拡大。ドン・キホーテでも今週中に首都圏の別店舗でも販売する予定で、今週金曜日にはオーケーがみなとみらい店で販売を始め、順次拡大していく。
住所: 東京都大田区山王3-6-3