事件の犯人逮捕につながる重要な手がかりとなるのが防犯カメラ。AIの搭載によって、不審者の自動追尾が可能になるなど、今その機能が大幅に進化している。狙われたのはコインランドリーの両替機。犯行の瞬間を捉えていたのは、店内に複数設置されていた防犯カメラだった。今、求められているのが犯罪などを未然に防ぐこと。今月、NTT東日本が開始するサービスが、AIが防犯カメラ映像から異常を自動検知するという。AIが瞬時に映像から人が倒れたことを異常と分析し、すぐに通報する最新技術。更に人の動きを骨格ベースで読み取り、暴力行為や不審な行動などを即時に通報することで、事件や事故を未然に防ぐことができる。そして凶悪化している犯罪といえば、民家への空き巣や強盗。来月、LIXILが発売するのが、屋内に設置する防犯カメラ。AIが人を検知するとスマホに通知が届き、画面から人が外れようとすると、自動追尾機能で追いかけてくれる。そして犯行を未然に防ぐ方法というのが、設定しておけば、侵入者を検知すると自動でブザーや光で威嚇する。飲食店などで問題となっているカスハラに対応するAI防犯カメラも。