7日、アメリカのバイデン大統領は、共和党のトランプ前大統領が大統領選挙で勝利したことを受け、「平和的な政権移行へ協力していく。われわれは国が下した選択を受け入れる」と述べた上で、国民に対し「互いを敵としてではなく、同じ米国人として冷静になることを望む」と呼び掛けた。アメリカでは、次期大統領のもとで政権移行チームが立ち上がり、来年1月20日の大統領就任式に向けて、閣僚などの人事や政策の調整などが行われる見通しだ。こうした中、7日、ロシアのプーチン大統領は、ロシアで行われた会議で大統領選挙で勝利したトランプ氏に祝意を示した上で、トランプ氏が「ロシアとの関係を修復し、ウクライナ危機を解決する意向を示していることは、少なくとも注目に値する」と述べた。一方、7日、トランプ氏はNBCニュースのインタビューで、プーチン氏と電話会談する意向を示すも、具体的な日程については触れていない。