- 出演者
- 片岡信和 板倉朋希 玉川徹 羽鳥慎一 菊間千乃 松岡朱里
オープニング映像。
ぬいぐるみを全部落とすネコを紹介。SNSの映像。
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日本時間きょう未明、第47代米国大統領にトランプ氏が就任。極寒吹雪の影響で40年ぶりに屋内での就任式。就任式前日夜、パレードの代替イベントが行われる開場前に長蛇の列が。入場は先着順のため前日夜から列ができたという。一方で反トランプデモを行う人々も。就任式当日朝、トランプ氏は妻・メラニアさんらと共に礼拝に出席した。そこには息子・バロンさん、娘・イバンカさんの他、米国の巨大IT企業のトップたちが出席していた。トランプ氏の銃撃事件があったこともあり、ワシントンは厳戒態勢となった。世界各国から招待された人々からの絶え間ない拍手を全身で受け止めるようにゆっくり歩みを進めるトランプ氏。出迎えるバイデン前大統領とも笑顔で会話を交わす。就任式は異例ずくめとなった。会場はロナルドレーガン大統領就任式以来となる議事堂内の大広間「ロタンダ」。現地メディアによると、収容人数は約800人、入り切れない招待客は別の部屋で見守った。慣例では各国の駐米大使が出席するが、今回はイタリア・メローニ首相、アルゼンチン・ハビエルミレイ大統領、中国・韓正国家副主席など外国の要人が多数出席。米国憲政史上初めて。日本からは岩屋毅外務大臣が日本の外務大臣として初めて出席。また、檀上に並ぶ顔ぶれも異例だった。クリントン元大統領夫妻、ジョージWブッシュ元大統領、バラクオバマ元大統領など歴代大統領と並ぶのは、グーグルCEO・スンダーピチャイ氏、Xオーナー・イーロンマスク氏、アップルCEO・ティムクック氏、メタCEO・マークザッカーバーグ氏、アマゾン創業者・ジェフベゾス氏など巨大IT企業トップ。大統領の返り咲きは約130年ぶり。トランプ氏は2度目の大統領就任演説で「米国の黄金時代が今始まる」「米国第一主義を取り戻す」と発言。キーワードは「信頼回復」。選挙期間中の事件に「私は自分の命が救われたのには理由があると信じている。私は神に救われた。米国を再び偉大にするために」と強い決意に拍手や歓声が送られた。トランプ氏は「米国政府の公的政策には2つの性しかいない。男と女」「メキシコ湾を米国湾に変える」「化石燃料資源を掘りまくる」「宇宙での未来も模索していく。その追求は火星に星条旗を掲げる時まで変わらない」などの政策を発表。愛国歌「アメリカザビューティフル」の披露では音声トラブルが発生。アーティスト・キャリーアンダーウッド氏がアカペラで対応した。就任式後、トランプ氏は就任式を行った「ロタンダ」とは別のホールへ。就任式会場に入らなかった支持者に向けて演説を行い、1時間遅れで初の公務となる署名を行った。昼食会は現地時間の午後2時半に開始。トランプ氏の側近や閣僚候補、ビジネス界の大物らが出席。そして中止されたパレードの代わりに行われた就任イベントに登場。集まった支持者の声で会場は大熱狂。
大統領選で返り咲きを果たしたトランプ大統領。その傍らで演説を見守っているのが、政府効率化省のトップに就くイーロン・マスク。米中関係の橋渡し役も期待されている。キーパーソンとなる人物がメイ・マスク。イーロン・マスク氏の母親で、中国での知名度は抜群。自伝が中国でベストセラーになり、講演会やモデル業で定期的に中国を訪問している。対中関係の鍵を握るとされるマスク親子。先行きが危ぶまれる米中摩擦緩和に一役買うのか。2つの大国に与える影響は。
アメリカと中国の情勢に詳しいキャノングローバル戦略研究所の峯村健司さんと、テレビ朝日ワシントン支局長の梶川幸司さんに話をうかがう。日本時間の午前2時頃、トランプ大統領が就任し、30分にわたって就任演説を行った。内容は「私はアメリカを第一に掲げる」「私は歴史的な大統領令に署名する」などであった。エネルギー問題については、「私は、きょう国家エネルギー非常事態を宣言し、これからは化石燃料資源を掘りまくる」などと話しているという。さらに「私の政権では憲法と法の支配にのっとった公正で平等な司法を取り戻す」としている。関税については「国民を潤すために外国に関税を課す」としている。最も重要なのは「戦争に参戦しないことだ」という発言をしている。梶川さんは「保守系のFOX NEWSは、必然的に分裂をまねく内容だったため批判する人は多いだろうけども、愛国者は演説で示されたアメリカの誇りを歓迎すると評価している。一方、NBCテレビは懸念もあると伝えている。ウクライナに関する直接的な言及はなかったが、CNNは政権を握った今、停戦がいかに難しいかということはわかっているから具体的なスケジュールは口にしないほうが得策だったと考えたのではないかなどと伝えている」などと話した。
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峯村さんは「やはり勝者としての風格みたいなものを感じた。私は前就任式の会場にいた時はすごく攻撃的で、否定的な内容ばかり話していた。今回は前向きなメッセージを出していたのが特徴。このような場所で署名するというのは長い間ワシントンで取材をしていたが見たことがない。普通は執務室で地味にやることだと思う」などと話した。梶川さんは「2万人の支援者が集まる中で、一つずつ大統領令に署名をしている。具体的な内容はわからないが、極めて異例なことだと思う」などと話した。トランプ政権がこれまで打ち出している政策は、「パリ協定からの再離脱」「バイデン前政権が進めた電気自動車普及策を覆す」「火星に星条旗を立てる」「政府が認める性別は男性と女性だけ」「パナマ運河を取り戻す」「メキシコ湾からアメリカ湾へ改称」などがある。梶川さんは「不法移民対策を重視しているという印象を受ける。逆に関税の引き上げにつながる具体的な大統領令というのはしばらく時間がかかると見られている」と話した。玉川さんは「確かにアメリカの経済にとってはいいのかもしれないが、人類史的に見たら、あのトランプという大統領は人類に対してとんでもないことを2回やっていたという評価になると思う」などと話した。梶川さん「経済学的に考えたら関税を上げるということはマイナス。でも選挙で言ってしまったということがあるから、このあたりの折り合いをどう付けていくのかが難しくて明確に出てこなかったんだと思う」と話した。
大統領令とは議会の承認や法律の制定なく政策を命令できるもので、法律と同じ強制力を持つ大統領の権力の象徴。現地時間のきょう、100本近く署名すると見られている。さらにバイデン大統領は4年の任期で160本署名したことに対して、トランプ大統領は「バイデン政権の過激で愚かな大統領令は、私が就任した数時間以内に全て廃止されるだろう」と話した。梶川さんは「前例のない規模で出て来ることになると思う。側近と長い時間をかけて練り上げて来たものだから、選挙戦を通してトランプ氏が政権奪還後に実現を視野に入れて計画的にやってきたんだろうと思う」などと話した。峯村さんは「100どころではなく、200本近くを数日間でやるといっている人もいた」などと話した。TikTok禁止法の施行を延期することを表明したことに関して、去年の4月、中国政府の情報収集に悪用される懸念から中国親会社がアメリカ事業を売却しなければアメリカで利用禁止する法律が成立し、18日の夜にサービス停止となっていた。トランプ大統領が法律の施行を90日間猶予することを検討するとして19日からサービスが再開した。梶川さんは「これまでトランプ氏は若い世代からの支持で遅れを取っていた。こんなに若者からの支持をとることはなかった」などと話している。玉川さんは「自分と自分の支持者のためにばっかり政治やっているように見える。一貫性がない」などと話した。梶川さんは「パリ協定の離脱など、現時点で9つの大統領令に署名したという。きょうで終わりということではなくて、ホワイトハウスでまた署名のタイミングがあるのでまだ増えると思う」と話した。菊間さんは「トランプさんの中のアメリカにとって得かどうかですべてを考えている」などと話した。
トランプ大統領は習近平国家主席と電話会談を行ったと明かし、「世界をより平和でより安全にするために全力を尽くす」と主張していたが、就任後100日以内に中国を訪問したいとしている。峯村氏はトランプ大統領は中国に対しては否定的だが習主席とは良い関係が気づけているのではないか、米中の雪解けに繋がる可能性もあると言及している。また、トランプ大統領は強硬なイメージも強いものの、戦争は犠牲者を受け止め終わらせていくことが求められるとの見方も持っているといい、バイデン政権下よりも戦争の数は少なかったことは事実と紹介。
トランプ大統領の就任を巡っては、イーロン・マスク氏だけでなく母親のメイ・マスク氏も注目される。2023年から訪中を行い、中国の寝具メーカーの広報大使などを努めるとともに中国のSNSで約70万人のフォロワーを誇っている。夫との離婚後にイーロン氏ら3兄妹を育てた自伝「A Woman Makes a Plan」も注目されたという。メイ氏は年をとっても若々しく過ごす姿も評価されているのだという。峯村氏は対中強硬派をムチにする一方マスク氏はアメの役割を持つものと見ている。これに対し国務長官にはマルコ・ルビオ米上院議員を起用し、対中強硬派として中国から入国禁止という制裁を受けているが、ルビオ氏は中国は弾圧やハッキングなどの方法で超大国の地位を手に入れたと批判してきた。国防次官はエルブリッジ・コルビー氏で対中戦略を第1期政権から行ってきたが、2027年までに中国が台湾を併合するとの懸念を示してきた。大統領補佐官はマイケル・ウォルツ米下院議員で、中国を敵対国と名指ししてきた。中国に対して圧力をかけることでディールで有利な条件を引き出す狙いがあるという。
トランプ大統領就任による米中関係について峯村健司が解説。対中強硬派の3人は、中国の軍事力を含めた存在は危険と考えており、台湾併合の脅威を抑止する為にアメリカの軍事力の増強を主張している。第一次政権の時に多くの閣僚がやめたが、今回は選考基準を忠誠心と、止めた後に暴露本を書かない人と定めているという。議会は共和党で共和党の中でもトランプ系がほとんどなので誰も止める人がいない状況。
横浜市の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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出演者が肩周りのストレッチを行った。
出川一茂ホラン☆フシギの会の番組宣伝。
家政夫のミタゾノの番組宣伝。
今朝の日経平均株価は一時上げ幅が300円を超えた。外国為替市場で円高が進み大きく上祖父する勢いはない。米国でトランプ大統領が就任した。大規模追加関税の発動は見送られると報道。ドル売りが進んでいる。日銀が23日からの金融政策決定会合で追加利上げを実施するとの観測が広がり一時1ドル154円台まで円が上昇。
エンディング映像。