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「パナマ運河」 のテレビ露出情報

アメリカと中国の情勢に詳しいキャノングローバル戦略研究所の峯村健司さんと、テレビ朝日ワシントン支局長の梶川幸司さんに話をうかがう。日本時間の午前2時頃、トランプ大統領が就任し、30分にわたって就任演説を行った。内容は「私はアメリカを第一に掲げる」「私は歴史的な大統領令に署名する」などであった。エネルギー問題については、「私は、きょう国家エネルギー非常事態を宣言し、これからは化石燃料資源を掘りまくる」などと話しているという。さらに「私の政権では憲法と法の支配にのっとった公正で平等な司法を取り戻す」としている。関税については「国民を潤すために外国に関税を課す」としている。最も重要なのは「戦争に参戦しないことだ」という発言をしている。梶川さんは「保守系のFOX NEWSは、必然的に分裂をまねく内容だったため批判する人は多いだろうけども、愛国者は演説で示されたアメリカの誇りを歓迎すると評価している。一方、NBCテレビは懸念もあると伝えている。ウクライナに関する直接的な言及はなかったが、CNNは政権を握った今、停戦がいかに難しいかということはわかっているから具体的なスケジュールは口にしないほうが得策だったと考えたのではないかなどと伝えている」などと話した。
峯村さんは「やはり勝者としての風格みたいなものを感じた。私は前就任式の会場にいた時はすごく攻撃的で、否定的な内容ばかり話していた。今回は前向きなメッセージを出していたのが特徴。このような場所で署名するというのは長い間ワシントンで取材をしていたが見たことがない。普通は執務室で地味にやることだと思う」などと話した。梶川さんは「2万人の支援者が集まる中で、一つずつ大統領令に署名をしている。具体的な内容はわからないが、極めて異例なことだと思う」などと話した。トランプ政権がこれまで打ち出している政策は、「パリ協定からの再離脱」「バイデン前政権が進めた電気自動車普及策を覆す」「火星に星条旗を立てる」「政府が認める性別は男性と女性だけ」「パナマ運河を取り戻す」「メキシコ湾からアメリカ湾へ改称」などがある。梶川さんは「不法移民対策を重視しているという印象を受ける。逆に関税の引き上げにつながる具体的な大統領令というのはしばらく時間がかかると見られている」と話した。玉川さんは「確かにアメリカの経済にとってはいいのかもしれないが、人類史的に見たら、あのトランプという大統領は人類に対してとんでもないことを2回やっていたという評価になると思う」などと話した。梶川さん「経済学的に考えたら関税を上げるということはマイナス。でも選挙で言ってしまったということがあるから、このあたりの折り合いをどう付けていくのかが難しくて明確に出てこなかったんだと思う」と話した。
大統領令とは議会の承認や法律の制定なく政策を命令できるもので、法律と同じ強制力を持つ大統領の権力の象徴。現地時間のきょう、100本近く署名すると見られている。さらにバイデン大統領は4年の任期で160本署名したことに対して、トランプ大統領は「バイデン政権の過激で愚かな大統領令は、私が就任した数時間以内に全て廃止されるだろう」と話した。梶川さんは「前例のない規模で出て来ることになると思う。側近と長い時間をかけて練り上げて来たものだから、選挙戦を通してトランプ氏が政権奪還後に実現を視野に入れて計画的にやってきたんだろうと思う」などと話した。峯村さんは「100どころではなく、200本近くを数日間でやるといっている人もいた」などと話した。TikTok禁止法の施行を延期することを表明したことに関して、去年の4月、中国政府の情報収集に悪用される懸念から中国親会社がアメリカ事業を売却しなければアメリカで利用禁止する法律が成立し、18日の夜にサービス停止となっていた。トランプ大統領が法律の施行を90日間猶予することを検討するとして19日からサービスが再開した。梶川さんは「これまでトランプ氏は若い世代からの支持で遅れを取っていた。こんなに若者からの支持をとることはなかった」などと話している。玉川さんは「自分と自分の支持者のためにばっかり政治やっているように見える。一貫性がない」などと話した。梶川さんは「パリ協定の離脱など、現時点で9つの大統領令に署名したという。きょうで終わりということではなくて、ホワイトハウスでまた署名のタイミングがあるのでまだ増えると思う」と話した。菊間さんは「トランプさんの中のアメリカにとって得かどうかですべてを考えている」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月21日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
アメリカがキューバのテロ支援国家指定を解除した背景などについてトーク。キューバはアメリカによる制裁に加え、新型コロナウイルスで観光業が大打撃を受けるなど、不況に苦しんでいた。そのため朝日新聞によると、食料品やガソリンは常に足りておらず、インフラ老朽化に伴う停電が頻発して、国民の暮らしが極度に悪化し、過去3年間で人口のおよそ10%が国を出たという。去年6月にロ[…続きを読む]

2025年1月21日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
トランプ大統領就任。就任演説では理念よりも政策を多く語り、「アメリカの黄金時代が始まる」「アメリカ・ファーストで考える」などとして大幅な政策転換を宣言した。一連の大統領令に署名し常識の革命を始めるとし、南部国境に非常事態を宣言するなどの不法移民対策や国家エネルギー緊急事態を宣言するなどのインフレ対策、外国歳入庁を設置し関税を徴収するなどの貿易制度見直しを行う[…続きを読む]

2025年1月21日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
めざましテレビNEWS
アメリカの大統領就任式が20日行われ、共和党のドナルド・トランプ氏が第47代大統領に就任した。ワシントンから中継。就任演説でトランプ氏は、アメリカの完全復活と常識の革命を起こすと述べて、バイデン政権からの政策の大転換とアメリカ第一主義を推し進める決意宣言した。具体的には、メキシコとの国境に「国家非常事態を宣言する」として、大規模な不法移民の強制送還や軍隊派遣[…続きを読む]

2025年1月21日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングきょうのトップNEWS
日本時間午前2時過ぎから始まったトランプ大統領の就任演説。トランプ大統領は非常事態宣言、ジェンダー、メキシコ湾など次々と具体的な政策に踏み込んで述べた。

2025年1月21日放送 1:00 - 3:05 NHK総合
ニュース(ニュース)
トランプ大統領の就任演説を中継。トランプ大統領は「アメリカの黄金時代がいまから始まる。アメリカはさらに偉大な国になる」と述べて、大幅な政策転換を宣言した。トランプ大統領が暗殺未遂事件について触れ、「私はアメリカを偉大にするために神に守られた」と述べた。ドナルド・トランプ氏の経歴を紹介。トランプ大統領は第一期政権ではアメリカ第一主義を掲げ、保護主義的な貿易政策[…続きを読む]

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