ドジャースは今シーズン、4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。チームを率いたのが、デーブ・ロバーツ監督。2016年に監督に就任し、9年間でチームを8回地区優勝させ、2回のワールドシリーズ制覇に導いた。シーズン序盤、移籍してきたばかりの大谷選手は苦しんでいた。開幕から自己ワーストの40打席ホームランなしだった。ロバーツ監督は大谷選手を監督室に呼んで、スイングするべきボールを見直すよう声をかけたという。選手たちに積極的に声をかけてコミュニケーションをはかりチームを勢いに乗せることが、ロバーツ監督が指揮官として最も大切にしてきたことだという。チームはレギュラーシーズンで98勝を上げ、両リーグ中勝率トップでポストシーズンに進んだ。最初の地区シリーズでは追い込まれ、ロバーツ監督はこの第4戦がポストシーズン全体を通してもこの試合が鍵だったと明かした。この試合ピッチャー8人を投入するなど、チームが一丸となって快勝した。大谷選手の今シーズンの活躍は、今月29日のNHKスペシャルでも伝える。