パリ五輪の陸上・やり投げで金メダルを獲得した北口榛花は、表彰式ラッシュが続く中、きのうは日本陸連の表彰式に出席した。日本陸上競技連盟が今年活躍したアスリートを表彰する「ワールド・アスレティックス・アワード2024」。今年の最優秀選手賞に選ばれたのは、パリ五輪の陸上・やり投げの金メダリスト・北口榛花(26歳)。女子では史上初となる2年連続の受賞となった。北口榛花は「このような賞をいただき、ありがとうございます。去年に引き続き、アスリートオブザイヤーに選んでいただき、とてもうれしく思います」「五輪という特別な舞台だからこそ、これまで6投目が本命と言われた私が、1投目からしっかり投げられた」と喜びを語った。去年の世界選手権を制し、“世界女王”として挑んだパリ五輪では、フィールド種目で日本女子史上初となる金メダルを獲得した。北口榛花の現在の自己ベストが日本記録の67m38。北口榛花の来年の目標は大台突破で、北口榛花は「一番になっても自己記録を超えることが一番の喜びだと今シーズンを通して感じた。夢の70mに向かって頑張っていきます」と語った。