これからの季節はインフルエンザB型に要注意だ。日本感染症学会インフルエンザ委員会・委員長の石田直さんによると「例年A型の波が落ち着く2月以降にB型が広がる傾向がある」「健康な大人でも肺炎等のリスクがある」などとコメントした。症状が辛く医療機関も混んでいるときのためにオンライン診療がある。黒木春郎さんは「検査を受けずともインフルエンザだろうと診断できるケースはある」「インフルエンザ用の抗原定性検査キットがあると診断の参考になる」などとコメントした。抗原定性検査キットはドラッグストアなどで購入可能。研究用は国の承認を受けていないため避けるようにとのこと。体外診断用医薬品、第一類医薬品を使用とのこと。インフルエンザの診療は内科・小児科を受診。オンラインの場合は保険診療以外の費用がかかる場合がある。石田さんは「市販の解熱鎮痛薬はインフルエンザ治療用の処方箋と違いウイルス自体を減らす効果はないが高熱による体力消耗や脱水を抑える効果は期待できる」などとコメントした。市販の解熱鎮痛薬の選び方を紹介。薬剤師の村松早織さんによると「アセトアミノフェンを第1選択肢としてほしい」「子どもの解熱鎮痛薬でアスピリンやエテンザミドが入っているものは服用しない」とコメントした。