柿の栽培が盛んな五條市西吉野町。お便りを送ってくれた川村美香さんと父・延善さん。長年柿農家を営んでいる。延善さんが柿畑を案内。5~6月、柿の木には小さな実がたくさんついている。たくさんの実がそのまま成長すると栄養が分散し大きく育たない。1つの枝に対し実を1つだけ残すことで大きくおいしい柿に育てる。「摘果」と呼ばれる作業。この時期が一番忙しい。家族総出で摘果を行ったあと夜に見る柿の葉ホタルが疲れを癒やしてくれる。柿の葉ホタルを撮影するために適した日はいつか、奈良放送局の前田勝久気象予報士に聞いた。先月12日、カメラをスタンバイ。地元の名物「柿の葉寿司」を食べながら待つ。この日月は出なかった。別の日、長男・貴裕さんが撮影。柿の葉に月明かりが反射し輝いている。
住所: 奈良県奈良市鍋屋町27
URL: http://www.nhk.or.jp/nara/
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