宮崎県では地域防災の中核を担う人材を育てるため防災士の養成研修を平成20年度から毎年実施していて今年度の研修が今日から始まった。会場の宮崎公立大学では70人余が基礎コースの研修に臨んだ。講師の防災士が平常時から地域や職場の防災力を高める活動を行ってほしいなどと説明した。宮崎県が行う今年度の養成研修は約600人が受講する予定で受講生は来月にかけて県内各地で基礎コースの研修後、救命講習や専門コースを経て資格試験に臨む。日本防災士機構によると県内では先月末現在で約8000人が防災士の資格を取得している。