「許せない」をテーマにした川柳をランキング付け。7～9位は没句となる。4位は女性として初めてNHK新人落語大賞に輝いた桂二葉で、「大爆笑 お客が先に オチを言う」。5位はねづっちの「どこもダメ いっそ田舎で スモーカー」。0点と評価したのはキュウで、清水は「田舎だったら自由に吸っていいぞという感じが腹立つ」と吐露。バカリズムも「田舎の方が厳しかったりする」と1点と評価。三上博史氏は「いっそ孤島で」と添削した。6位はキュウで、「用を足し 尻拭いている間に 水流れる」。字数オーバーが減点対象となってしまった。
7位は「M-1の 感想仕事 ガヤOB」で、加納はM-1に出場できなくなった途端、漫才の感想だけ発言する先輩芸人が許せないといい、評価よりも心の叫びを優先していた。8位は晋平太の「定食が 食えない僕は 不定職者」。不安定な職業だからこそ、昨今の物価高に懊悩していた。9位はアンジェリーナ1/3の「目に見えぬ 事大切に 忘るるな」。目に見えない部分を理解せず、好き勝手に批判する人が許せないとい、ラッパーの晋平太が多いに共感していた。
バカリズムの「喫煙所 のぞむ叫びが こだまする」が3位に選ばれた。新幹線「のぞみ」、「こだま」などから喫煙所が無くなることへの嘆きが込められているという。2位は「昔はね 秋なんてのも あったのよ」。秋山寛貴は異常気象で日本から四季が失われてしまうのではと思い、未来の人からの視点を加えたという。1位はビビる大木に決定。