南海トラフ地震が懸念される四国では防災拠点となる4分の1にあたる9つの港が十分な耐震性能を備えていないことが分かった。東日本大震災では青森〜茨城までの太平洋側の多くの港が被害に遭い物資輸送などに使用できなくなった。国や港を管理する自治体では全国の港で耐震性を強化板した岸壁の整備を進めているが四国では防災拠点となる35の港のうち耐震性能を備えた岸壁が1つもない港が高知・須崎港、徳島・日和佐港、愛媛・今治港、香川・観音寺港など約4分の1にあたる9港にのぼることが判明。四国では陸路が寸断された場合に海からの支援が重要になるため港の地震対策が喫緊の課題となっている。
住所: 愛媛県松山市堀之内5
URL: http://www.nhk.or.jp/matsuyama/
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