NHKニュースサイトからおすすめ特集を紹介。秋の味覚・サケに異変!?山形県遊佐町は100年以上にわたりサケの人工孵化に取り組んでおり、山形県のサケの捕獲数の約9割を占めている。山形県は河川でのサケの捕獲数が北海道に次いで2番目に多く、ここ数年は不漁の岩手・宮城をはじめ日本海の新潟など各地に卵を提供している。しかし今年はサケにとって状況が異なる。地元の道の駅では例年10月中旬にはそのシーズンにとれたイクラが入荷できるが、今年はまだできていないという。地元の漁業協会によると、「10月末時点でサケの捕獲数は1,320匹で同じ時期の17%、おととしの28%にとどまっている。その背景にあるのが今年の記録的な暑さになどによる海面水温の上昇とみられる。サケの生態に詳しい専門家の見解も踏まえながら、サケに今何が起きているのか、長年人工孵化に取り組む地元の人達の思いなどを伝える。