チュートリアル徳井が執筆した「デビューから10年目までの本音」を公開。当時はネタ作りが楽しく、「売れよう」という気持ちはなかったという。そもそも何がどうなれば売れるのか、誰も分かっていなかった。その中で、劇場に足を運んでくれるお客さんを笑わせることだけに集中し、一生懸命ネタを作り、ウケることだけを考えていた。ネタ作りはとにかく楽しく、書き始めるまでに時間はかかるが、一度書き出すと1日ほどで完成するという。また、当時の劇場には中高生の女子が多く、ビジュアルでウケていると思われるのが嫌で、ネタで勝負しようと力を入れた。その反動から、自虐ではなく変態キャラや下ネタを取り入れるスタイルが出来上がっていった。さらにM-1グランプリが始まったときの第一印象については、「変なもの作ってくれたな」と感じたと語った。