専門家の林卓郎氏はきょうの値動きについて39500~39800円と予測。トランプ関税への警戒とハイテク株の上昇一服感はあるものの、比較的底堅い展開になると見られる。独立記念日を含めた連休がアメリカでは始まるが、相互関税発動を前に動きづらいものと見られる。また、注目点は高配当利回り株の見直しだといい、3-6月は高利回り株は冴えない傾向があるが、今年は日銀利上げ観測後退もありより厳しい動きとなっていると指摘。一方で夏場にかけて高利回り株は優位になりやすい傾向があり、例年通り期待できるのではないかと言及。日経平均をTOPIXで割ったものであるNT倍率も今月半ばあたりから低下してTOPIX優位となるといい、内需株が物色される時期を迎えるという。