聖徳太子が使用したと言われる七星剣や、室町時代の化粧道具入れの「桐蒔絵手箱」など古い時代に作られた道具で美しさを兼ね備えた工芸品が現在254件国宝に指定されている。中でも図鑑に大きく取り上げられているのが曜変天目。12世紀頃、中国で制作されたこの茶碗は交易品として日本に輸入されたもので、現在世界に3点しか残っていない。その全ては日本に残されており、3点とも国宝に指定されている。曜変天目最大の特徴は茶碗の中で光り輝く丸い模様。見る角度により青や緑など様々な色に変化する。この神秘的な色合いや模様の作り方は現代の技術でも完全に再現することが難しいとされている。問題「見る角度によって色が変わる理由は?」の出題。選択肢Aは表面がデコボコ、Bは宝石を混ぜた。正解はAの「表面がデコボコ」。
