テーマは「世界で稼ぐジャパンコンテンツ」。1月、ネットフリックスで世界同時公開されたアニメ「超かぐや姫!」は月から来た女の子が配信ライブで人気者になっていくストーリー。アジア各地で映画の視聴ランキングのトップ5に入る大ヒットを記録した。制作したのは年商50億円超のアニメ制作会社「ツインエンジン」。マンガなどの原作がないオリジナルアニメを得意としている。山本幸治社長はフジテレビで数々のヒットアニメを手がけてきた。山本社長は「ぼくらがヒットを出したり挑戦した結果、業界のゲームチェンジをしていることを目指している」と話す。通常、アニメ制作はテレビ局、出版社、広告代理店など複数の企業が共同で制作費を出資する製作委員会方式が主流。リスクを分散できる一方、制作費などの自由度が低いという。ツインエンジングループは2022年にネットフリックスと独占配信契約を締結した。製作委員会方式では原作のある作品が好まれるがネットフリックスは海外の視聴者に求められるとしてオリジナル作品に注力している。ツインエンジンはネットフリックス独占配信のオリジナルアニメ映画を単独で3本制作しヒットを生んだ。予算面も柔軟になったため「超かぐや姫!」の制作費は1.3倍に増加。山本社長は「必ず海外市場は、まだ伸びるし日本よりもボリュームがすでに大きいので、ものづくりに集中していいものを作り続ける」と話す。
