手間いらずの「タイパ麺」を調査した。ランチには何分かけているか働いている20代〜50代に調査すると、理想は63分なのに対し現実は44分でその差は約20分となっている事が分かった。また、ランチの時に重視することはという質問に対し、3人に1人が「時間がかからないこと」と回答している。そんなタイムパフォーマンス重視の現代人に今大ヒットしているのが振るだけタイパ麺だ。5月からローソンで販売されているのが「振っておいしいパスタサラダ」だ。振るだけで完成する。こうした手軽さから発売4週間で300万個を突破した。ローソンのサラダパスタの売上は従来の商品の売上と比べて3.5倍となった。トレンド評論家・牛窪恵は「業務効率化というのはすごく言われるようになった。データで送られてくるものが非常に多い。お昼の時間帯を短くしてチェックや処理に時間を割いて行かなければならない。時短の傾向はますます増えると思う。」と話した。振るだけタイパ麺はカップ焼きそばもある。トーヨービバレッジ「旨辛ソース焼きそば」は暖かい振るだけの麺だ。トーヨービバレッジ・熊谷聡社長は「待つ時間が嫌だった。湯切りに行かなければならず、その間は流しの周りから離れない。4〜5分間はキッチンに拘束される。」等と話した。旨辛ソース焼きそばを試食した松田里奈は「麵がモチモチしている。ソースの旨味もしっかりしている。美味しい。」等とコメントした。(アサヒグループ食品調べ)