米国にある世界最大級のイチゴの植物工場を持つオイシイファームが8日、日本に研究開発拠点を開設すると発表した。工場の中ではAI(人工知能)やロボットも活用してイチゴを生産。外部から遮断されているため、害虫や虫の侵入を防ぎイチゴを完全無農薬で栽培できるという。植物工場で生産されたイチゴは現在、米国のスーパーなどで売られている。オイシイファームは、来年にも日本の首都圏に研究施設を開設する計画。古賀大貴CEOは「日本には植物工場を運営するために必要な技術や人員などが最先端の状態で、量産のための研究に最適だと考えている」など話した。