「残酷な天使のテーゼ」歌った高橋洋子さんが当時を振り返った。歌手として全然売れておらず、仕事がなかった。1991年にデビューシングル「P.S. I miss you」でレコード大賞新人賞を受賞したが、その後はヒットに恵まれなかった。28歳になり将来に不安を感じていた頃に出会ったのが「残酷な天使のテーゼ」だった。高橋は30年前の自分の歌声を毎日欠かさず聞いて、現在の自分を当時の自分にチューニングしている。皆の記憶に残る歌を目指す使命感だという。きっかけは海外公演でファンが日本語で歌ってくれたことだった。