東京・町田市のごみ処理施設「町田市バイオエネルギーセンター」。町田市では去年からリチウムイオン電池を搭載した製品を有害ごみとして回収しているが、不燃ごみからリチウムイオン電池を搭載したとみられる携帯用扇風機などが見つかった。ただ、収集の際の選別だけで全てを取り除くことはできない。施設に集まったごみを重機で広げ、人の手で改めて選別。経済産業省は今月、モバイルバッテリーや加熱式たばこなどの3品目についてメーカーなどに回収とリサイクルを義務付ける方針を決定した。町田市は国の取組に期待を寄せる一方で独自の対策を進めていくという。町田市が民間企業と始めた実証実験。市が収集した不燃ごみをコンベアーに投入し、ごみ袋のX線画像を撮影し、AIがリチウムイオン電池の混入を検知。開発を担うのはリコー傘下の「PFU」。紙の文書などを電子化するスキャナーの開発で培った画像認識技術などを応用している。「PFU」は年度内の製品化を予定していて全国の自治体などに向け販売していきたい考え。
住所: 石川県かほく市宇野気ヌ98-2
URL: http://www.pfu.fujitsu.com/
URL: http://www.pfu.fujitsu.com/
