スタジオで音楽評論家の柴那典氏が解説。2010年代から海外で活躍するアーティストはいたが、今はストリーミングサービスの普及によってシティポップというジャンルが広がり、それが一時的なブームに終わらず根強い人気が続いている。そこからフュージョンといったジャンルの人気にもつながり、今は古い曲であってもリスナーにとっては出会った時が新曲になっているということもあって日本の音楽が広がっている。かつてのヒットの力学の中心はCD売り上げ、それを広めるためのテレビや口コミが重要だった。今はストリーミング再生数が大きな指標でそれを押し上げるのはSNS。テレビや口コミと違い、SNSとストリーミングは容易に国境を超え広がっていく。もう一つ重要なのがライブ。ストリーミング再生回数からどの都市にどれくらいのリスナーがいるかがわかり、ある程度の動員の見込みがつきライブを開催でき、ライブを行うとファンのSNSをきっかけにさらにリスナーが広がるというライブとSNSの好循環が加速する。
