キャッシュレス決済額及び比率の推移を紹介。政府の目標としては2025年に4割というのが1つの目標だったが、2024年の段階でキャッシュレス比率は42.8%。消費者・店舗にとってもメリットがあるため比率が上がっている。消費者=ポイントが貯まる、店舗=”ポイント還元セール”などで集客しやすい。キャッシュレス決済をしている方の多くが楽天ポイント・dポイント・Ponta・Vポイント・PayPayポイントを使用。5大ポイント経済圏の中でVポイントとPayPayポイントが提携することに。主にPayPayユーザーは買い物・送金の機能を使用。銀行口座からPayPayへチャージ、店でPayPay支払いが可能。ポイント還元は200円ごとに1ポイント。約1か月後に付与。1ポイント=1円で使用可能。一方で送金は送る相手を登録。自分の残高を登録した相手に送金することができ、銀行口座に出金することも可能。貯まったポイントは現金にできないが、送られた残高は現金にできる。一方で三井住友銀行Oliveとはキャッシュカード機能に加えてクレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードなどの機能をアプリで切り替え使用できるサービス。使用して貯まるのがVポイント。菊地氏によると、PayPayポイントのメリットはユーザー数が多い。一方でデメリットは基本還元率が低い(0.5%~最大2%)。Vポイントのメリットは提携店が多く、一部店舗の還元率が高い。デメリットは還元率(7%)を高くするためにクレジットカードを作らないといけない。還元率の違いとしては、PayPayポイントはコード決済で基本0.5%~最大2%。一方でVポイントはスマホのタッチ決済で基本7%~最大20%。三上氏は「キャッシュレス決済が伸びる中でそれぞれの弱点を補うために手を組んでいる」等と解説した。
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