世界的に有名な正体不明の覆面作家・バンクシーの作品を2001年に個展で販売した時は安いものは約2万円で購入できた。それから20年、「ゲームチェンジャー」はバンクシーとしては過去最高の約25億円で落札された。2000年度以降の現代アートオークションの売り上げは約25倍の規模に膨れ上がっている。現代アートの売買をしているギャラリータグボート・徳光健治代表取締役にアート投資について聞いた。現代アートの平均的な利回りが米国のS&Pの平均値よりも上回っているというデータが出ている。これから投資をするのであれば現代アートが狙い目。徳光代表取締役は約15年前から将来的に価値の上がりそうなアーティストの作品を中心に購入。実際、値上がりしている作品もある。石川美奈子「Wavelengths_2way?2301」は10年前が7万円、現在は90万円。株式など金融のものと比べると、長期で持っていると値上がり率が高いことがアート投資の大きなメリット。