浅田がインティマシー・シーン撮影の流れについて語った。台本の中でインティマシー・シーンをピックアップ。例えば髪を乾かすシーンの場合、服を着ているのか、バスタオル1枚なのか、ト書きに書いてない場合に細かく確認する。以前は現場に行くまで分からず当日聞かされることが多かったという。俳優にヒアリングして演出についての面談を行い、できる・できないを探る。俳優との面談結果を監督に戻し、撮影当日までに双方が納得したものにする。アメリカには俳優を含めた芸能人を守るための労働組合「SAG-AFTRA」があり、労働環境や条件に厳格かつ細かいルールが設定されているので、インティマシー・コーディネーターの仕事はそのルールを守らせることになるという。インティマシー・シーンの撮影は48時間前までに同意を取らなければいけない。変更があった場合はその変更に対する同意を書面でもらわなればならない。日本では映像制作の明確なルールがないという。