このあと行われるいせさき花火大会の会場には多くの人が訪れていた。開始5時間前には花火師が準備をしたり、場所取りをしている様子がみられた。一方でいつもと違う光景として今年から設置された有料観覧席。値段は4000円となっており、席は打ち上げ場所の真正面になりキレイに見れることから賛成の声もあったが値段が少し高いと購入を諦めるなど賛否があった。しかし有料席導入には切実な事情があった。観光課の田部井さんは今までと同程度の大会の開催は難しくなっていると感じるという。その理由として花火代や警備額が増額しておりその経費が補う形で設置している。3270人分の席が完売した場合単純計算で約1200万円以上の利益が見込まれるという。帝国データバンクの調べでは約7割が有料席を導入。昨日開催された「小田原酒匂川花火大会」では日本一高い有料観覧席として2人で30万円の席が登場。ベッドで花火を見ることができ、5組完売したという。またクラウドファンディングで開催資金を集め開催することを決めた大会が一方オで協賛金が得られず中止を決めた大会も存在する。