あすから開催される「横尾忠則寒山百得」展では、横尾忠則がおととし9月から約1年半で描いた、画家活動最多の102点からなる新作シリーズ寒山拾得が一挙に公開される。寒山拾得は、中国・唐の時代の世俗を超越した奇行で知られる伝説的な詩人・僧で、絵の題材などに取り上げられててきた。横尾は、肉体から湧き上がるものを描いた、見る人がそれぞれ自由に感じ取ってほしいなどと話している。東京国立博物館表慶館で、あすから12月3日まで開催される。
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