衆議院、参議院の国会議員計693人の去年1年間の所得が公開された。所得総額の平均は2530万円で、5年ぶりに増加に転じた。増加の要因は新型コロナウイルスの影響で2割削減されていた議員歳費が2022年8月から満額支給に戻ったことで平均額を押し上げる形になった。全議員の最高額は自民党・中西健治衆議院議員が7億4679万円で2年連続1位となり、2位は自民党・鳩山二郎衆議院議員で4億1701万円。岸田総理は3875万円で全体では29位だったが、与野党10党首の中ではトップ。政党別の平均は自民党が2811万円で7年連続1位となっている。