大槻さんは「ミシガン大学の方で発表がありましたが、コンファレンス・ボードの方がサンプル数が多いですね。市場では減速が予想されていますが、長期スパンでみると高位安定です。おそらく、背後に株高っていうのがあり、株式の保有者とそうでない方々の間の信頼感指数のギャップがすごく大きくなっていて、これまでの統計上の平均よりも3倍も格差がついているということになります。株価に触れやすくなっているということもこれから注視すべき点だし、ちょっと長いスパンで見る必要があると感じます」、池田さんは「アメリカの失業は高くなっているが内容は悪くないですね。その中で注目したいのが雇用動向調査(JOLTS)で、ここで出てくるのが解雇率です。消費を抑制する悪い解雇ではないという状況ですね」などと話した。