先週のアメリカの株式市場の値動きは堅調だった。暗号資産のビットコインも連日で最高値を更新している。トランプ関税公表によって不安感もまた高まった展開。EUとメキシコへの関税が先ほど発表された。SBIグローバルアセットマネジメントの朝倉智也氏は「銅の輸入に50%課税するということで銅の価格が過去最高値を更新してる。スタグフレーションの状況に陥る可能性がある。」などと分析した。アメリカの6月の財政収支は、赤字という予想に反して黒字で関税収入が過去最高という展開になっている。SMBC日興証券の野地慎氏によると「トランプ政権は関税収入によって減税を賄うという選挙戦中の公約を実行しているように見える。インフレになって個人消費が圧迫されるようになってきた時に、政策の見直しの話が出てくる可能性がある。」などと分析した。