JAXAによると無人探査機SLIMは先月31日までの運用期間に目標分の観測データ収集を終え太陽電池で発電できなくなる月の夜のタイミングで休眠状態となっていた。月面の夜は2週間続きマイナス170℃まで下がるが再び日が当たって一昨日夜の段階でSLIMと一時的な通信に成功したということ。SLIMは月の過酷な夜を超す越夜に対応可能な設計ではなく再び通信できることは想定していなかったが現在は太陽光で機体温度が上昇しているためJAXAは今後温度が下がり次第再び通信を行いたい考えとしている。
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