世界の工場では何十年にもわたって有線、ケーブルで電気が送られ、断線するたびに工場の設備は稼働停止に追い込まれてきた。しかし、ワイヤレス給電が普及すると、断線のリスクは大幅に減り、工場の生産性の飛躍的な増大につながるとみられている。SMC・高田芳樹社長によると工場でワイヤレス給電によっていらなくなるケーブルの長さは、12万5000キロメートル。地球3周分ほどの長さに当たる。まだワイヤレスで電気を送れる距離が約50cmのため、いかに長くできるかが今後の課題。
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