人付き合いの天才みのもんたさんの生き様を紹介。長い付き合いの久本さんはみのさんの誕生日をスタジオでみんなでやった際奥様が亡くなって間もない時だったが「女房がよく言ってた、あなたの誕生日は皆が祝ってくれるけど支えてくださるスタッフさんにも誕生日がある。そこに感謝してハッピーバースデーって伝える」と言われたといい感謝を伝えていたことが忘れられないという。フリーアナウンサー青木源太さんは日本テレビ在籍時代に番組で共演、みのさんの若いスタッフを大事にしていて何十人もいても全員食事に連れていくなどの温かさに驚いていたという。みの流の人との付き合い方は優しさだけでなく厳しい一面もあった。叱られた経験がある朝ズバッ!で共演の加藤シルビアさんは当時東日本大震災の中で震災のニュースという中で「いち早く」という言葉を多用していたが「どういうつもりでその言葉を使っているんだ。簡単に使うけどそれにはどれだけの壁を乗り越えなければいけないかわかっていれば簡単に使えない」と怒られたという。被災地を訪問し直接言葉を交わしていたためすぐ解決するような言葉を使ってほしくない気持ちがあった、共感力などがずば抜けていたのではなどと話した。みのさんのプライベートを知る人物として40年間通い続けた西洋料理 島の大島さんはいつもカウンターの端が指定席で知らない人でも気さくに話していたという。必ず頼むのは「鮮魚の盛り合わせ」「フィレステーキ」「オニオングラタンスープ」で亡くなる直前まで愛した料理という。昼夜働くみのさんに休みを進言した際に「僕らの仕事は来たら絶対に引き受けなければいけない、やると言ったら全力でやる」と言われたという。30年来の友人高田純次さんは「タフな気の良い先輩、しばらくお会いしてなかった中突然の訃報でショックだった。特に印象のある言葉は「早く来たな」それぐらい。すごく楽しい方。「また銀座に連れてってくれ」だね」などと話した。
