「風立ちぬ」以来長編作品として10年ぶりになるスタジオジブリ宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が公開。公開まで、ポスター以外異例の宣伝&作品情報がほぼないという。鈴木プロデューサーは宣伝しないことについて「なんにも情報がない方が皆さん楽しみが増える。先に知っちゃったら喜びを奪うことになるんですよ。だからそれを貫きます今回は」などとコメント。先月のイベントで宮崎監督の近況について問われると、宮崎監督が宣伝しなくて大丈夫か心配していたという。今回の戦略について専門家は、スラムダンクもストーリーなど内容を明かさない戦略で大ヒットしたが、今回に関してはスラムダンク以上に情報を公開していない。ただ、世界的に有名な宮崎監督の最新映画のあらすじや設定もしらず映画館で見られるのは、ある意味非常に貴重な体験だとした。そのため、今後鑑賞した人たちの反応いかんによっては口コミなどで大きな話題となり、大台の興行収入100億円、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」に迫るポテンシャルも感じられるという。高橋は既に鑑賞済みで、引退した宮崎監督がもう一作撮るしかもなんの情報もなく体験ができるのが凄いことで、何もわからない状態で劇場で見てほしいなどとコメント。タイトルは、宮崎監督が読んだことなる同名の本からつけたという。公開初日にスタジオジブリTwitterでは、主題歌は米津玄師「地球儀」だということを投稿。米津玄師のインスタでは、話をもらったのは4年前で、一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑したという。曰く宮崎監督がFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけに白羽の矢が立ったという。5冊分にもなる絵コンテをもらい、宮崎監督から説明を受け恐る恐る作曲に取り掛かったという。