アメリカのトランプ次期大統領が上映を阻止しようとした映画が今週日本で公開される。トランプ氏を20年取材し映画の脚本を担当した記者に話を聞いた。間もなくアメリカ大統領に就任するトランプ氏の若き日を描いた映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」。映画は成功を夢見るトランプ氏が伝説の弁護士に導かれ、トップへと成り上がるまでのストーリーとなっている。アメリカでは大統領選挙直前の去年10月に公開された。最初の妻・イバナさんへの性的暴行シーンが描かれており、トランプ氏は「完全な作り話で選挙干渉だ」と猛反発していた。映画の脚本を担当したのは20年にわたりトランプ氏を取材してきたシャーマン氏。シャーマン氏がトランプ氏と弁護士との関係に着目したのは2016年の大統領選挙に勝利した直後だったという。
映画は1970年代にトランプ氏の父親の会社が訴えられているところから始まる。窮地の時、副社長を務めていたトランプ氏が出会ったのは悪名高き弁護士だった。ニクソン大統領を始めとする大物顧客を抱え、数々の訴訟で無敗を誇る弁護士・ロイ・コーン氏。勝利のためなら手段を選ばないやり口でおそれられてきた人物により、トランプ氏は徐々に変貌していく。そしてコーン氏さえ思いもよらない怪物へと変貌していった。そんなトランプ氏が再び大統領になることについて、シャーマン氏は非常に危険なことだと指摘。2020年の大統領選挙で敗北したトランプ氏はコーン氏の教え通り負けを認めず不正選挙だったと主張。コーン氏とともにトランプ氏を支えた人物が今トランプ氏の近くにいるという。それがイーロン・マスク氏。シャーマン氏は、マスク氏について、トランプ氏から見て政治的に役にたたなくなった瞬間関係を切ることに躊躇することはないだろうと指摘。
映画は1970年代にトランプ氏の父親の会社が訴えられているところから始まる。窮地の時、副社長を務めていたトランプ氏が出会ったのは悪名高き弁護士だった。ニクソン大統領を始めとする大物顧客を抱え、数々の訴訟で無敗を誇る弁護士・ロイ・コーン氏。勝利のためなら手段を選ばないやり口でおそれられてきた人物により、トランプ氏は徐々に変貌していく。そしてコーン氏さえ思いもよらない怪物へと変貌していった。そんなトランプ氏が再び大統領になることについて、シャーマン氏は非常に危険なことだと指摘。2020年の大統領選挙で敗北したトランプ氏はコーン氏の教え通り負けを認めず不正選挙だったと主張。コーン氏とともにトランプ氏を支えた人物が今トランプ氏の近くにいるという。それがイーロン・マスク氏。シャーマン氏は、マスク氏について、トランプ氏から見て政治的に役にたたなくなった瞬間関係を切ることに躊躇することはないだろうと指摘。