東京都が「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」の試験運用を開始。東京都が運営するマッチングアプリで、対象者が結婚を希望する18歳以上の独身。東京都内に在住・在勤・在学の人。来年度初め頃に本格始動。出会って1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけを聞くと4分の1がマッチングアプリ。野村さんは「マッチングアプリは一昔前のイメージは捨てなければいけない」などとコメントした。小池都知事によると、「アプリに参加するのが不安である方もいらっしゃるので、都として安心して利用できるアプリを提供したい」としている。入会には本人確認書類・独身証明書・;所得証明書の提出が必要。全員に面談での本人確認を実施。さらに交際確定後は他の参加者とやり取り停止。都の担当者は「婚活していない人たちが一歩目を踏み出すきっかけにしてほしい」としている。ほか自治体も行っており、兵庫県では年間登録手数料5000円で1000組以上成功している。宮崎や山形などでも行っている。共通の課題は会員数を増やすことだそう。民間大手のマッチングアプリは累計会員数2000万人。マッチングアプリに詳しい専門家は「マッチングアプリは会員数が多くないと、出会いの機会が少なく解約につながる。東京都のアプリは提出書類が多く、安全・安心だが会員数を伸ばすのは困難。大手の民間アプリと使い分けをして、同時並行で使えば有効に活用できる」としている。50代以上のマッチングアプリ特化型が注目されている。10年以上シニア向けの雑誌を刊行してきた会社が作ったアプリで、特徴としては、啓発マンガで恋愛指南をしてくれる。18種類のメッセージテンプレートもあり。利用者は50代が6割を占めるが20歳以上利用可能。アプリ会員の男女比は6:4。24時間365日監視&サポート。サクラ行為や業者は徹底的に排除。スマホ操作や相手に送るメッセージ内容を個別相談に乗ってくれる。運営スタッフの実名と顔写真を公開しており、50代以上の方にとって安心材料になっている。