きょうの株の見通しについて池田雄之輔に聞く。予想レンジは38200円~38900円。アメリカも落ち着いていたし、日本でも重要指標はないので横ばいで動くのではないか。注目ポイントは、「夏は我慢 秋以降に強気材料」。5月の連休明けくらいから横ばい水位していた。上値が重くなってる背景にあるのが、春闘マイナス金利解除など「脱デフレ」を象徴するイベントが一巡。さらに、アナリストの業績予想修正は「下向き」。欧州政治情勢への不安感が台頭だという。7月末には、日銀の不透明感が出尽くすのではないか。8月には賃金がインフレの伸びを上回りプラスに転じる可能性もある。10月になると、設備投資拡大による業績の上方修正が顕在化し、11月にはアメリカ大統領選があり、通過すれば見通しがよくなる。このことが重要だという。