捨てられてしまうモノを使って全く新しいものを生み出す動きが加速している。本来は廃車となる特級サンダーバードの車体は、「梅小路京都西駅」廃線跡で「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」になった。店内では、「海老と帆立のピンクカルボナーラ」などが提供される。続いては「高島屋」の紙袋。メイク道具の回収ボックスを設置し、アイシャドーなどのパウダー部分を着色料にしている。また、化粧品などのボトルは、コームに生まれ変わったという。続いては、「バッグ」を紹介。自動車のレザーシートの廃材を用いたものだという。続いては「グラノーラ」を紹介。有機野菜ジュースの搾りかすを利用していて、年間10トン以上生まれ変わらせているという。他にも、セイコーが発売予定の腕時計のバンドには、リーガルの革靴の端材などが活用されている。さらに、敷島製パンの一部社員が使うパン型の名刺には、パンの粉が2~3%配合されている。