政府は1.2兆円以上の支援を行いTSMC熊本工場を誘致した。半導体とは電気を通しやすい導体と電気を通さない絶縁体の中間の性質を持つもので、自動車や洗濯機など身近な製品の多くに使われている。この半導体の国内生産を増やすことが日本にとって大きな課題となっている。政府目標は半導体への追加投資を2030年までに官民合わせて12兆円規模にすること。半導体不足は海外からの調達が困難なためで、国内半導体の世界シェアは約50%から10%まで落ち込んでいて輸入に頼っている。そこ、デジタルトランスフォーメーションというデジタルを活用してビジネスモデルを変革すること、グリーントランスフォーメーションというデジタル化と脱炭素化を両立することが重要。そのためには省エネ性に優れた高性能半導体が必要になってくる。