今、数十秒で読み切れる若者の恋愛物語を書いた超短編の「140字小説」が話題となっている。人気のきっかけとなったのがTikTok。東京・江東区にある「未来屋書店 南砂店」ではSNSなどを通じて若者などの間で話題となっている書籍を集めた特設コーナーを10月に設けたという。一番人気だというのが「すべての恋が終わるとしても」(スターツ出版)で、1作目と2作目を合わせ25万部を突破、異例の売れ行きをみせている。著者の冬野夜空さんは元々小説などを執筆していたが140文字の文字数制限があるツイッターで、1つの投稿で完結する小説を書き始めた。これに出版社が注目し、書籍化に至ったという。