来年3月に開業する北陸新幹線の金沢駅から敦賀駅の区間では今月23日から試験走行が開始されているが、営業用のW7系が使われるのは今日が初めてで、午前3時前に金沢駅から敦賀方面へ向けて出発した。小松駅の側の立体駐車場には地元の人や鉄道ファンが、南加賀地域を初めて走行するW7系を一目見ようと集まった。今日は最高時速110キロで走行して、午前6時前に福井駅に到着し、終点の敦賀駅には午前7時半前に到着した。北陸新幹線の建設を進めている鉄道運輸機構によると試験走行は12月9日まで行われ、W7系は段階的に時速260キロまで上げながら走行し、機器が正しく作動するかや線路などに異常がないか確認される。