自動運転のソフトウェア開発を手掛ける「ウェイブ・テクノロジーズ」。AIを使った自動運転技術の開発拠点を横浜に設け、テスト走行を開始したことを明かした。先週末に都内を走行した様子では、交通量の多い渋谷・スクランブル交差点を走り、狭い路地も通り抜けた。高精度の地図情報をもとに走るアメリカのウェイモなどの自動運転と異なり、ウェイブは走ったことがない道路を学習した運転操作や、交通ルールにのっとって走行可能。今後、自動運転主体のレベル3の実現を見据える。今月10日には、日産自動車が2027年度から、ウェイブのソフトウェアを市販車に搭載することを発表している。