スケートボード女子ストリートで、吉沢恋(14歳)が金メダル、赤間凛音(15歳)が銀メダルを獲得。さらに男子ストリートでは堀米雄斗(25歳)が五輪連覇を果たした。2021年、東京五輪から新競技として採用されたスケートボード。日本の若き選手たちが次々とメダルを獲得し、世界中を沸かせた。来週行われるスケートボード女子パークの日本代表・草木ひなのがふだん練習しているスケートパーク「AXIS skate board park」。染谷凱さんはここで子どもたちを指導している。草木もその1人だった。女子パークでは、草木のほかに東京五輪でワンツーフィニッシュを飾った四十住さくら、開心那が出場予定。日本の強さについてスケートボード振興協会・木村将人理事長は「世界と戦える人間というプロセスが日本にしかなくてそれが強い秘訣」などと話した。東京五輪以降、人気が高まっているスケートボード。小学生以下の子どもが急増しただけでなく、2017年には全国に100施設だったスケートパークが、現在475施設と4倍以上に増え、環境も整いつつある。兵庫・神戸市に住む9歳の河上恵蒔くんは去年、国内大会のシリーズ戦に初めて出場し優勝。シリーズチャンピオンの最年少記録を更新した。さらに、ことし世界トップクラスの選手が集まるX Gamesに男子史上最年少で出場し5位と、世界から注目を集めるスケーター。