きょうは、日本企業も参入しているメジャーリーグのスポンサー事情について紹介する。去年まで、大谷翔平がいたエンゼルスには、日本のスポンサー企業が約25社いたという。イチローや松井秀喜がメジャーリーグにいたときの日本のスポンサー企業は、それぞれ5~6社だったという。スポンサー料は、看板の場所によって変わり、組み合わせてセット販売しているという。エンゼルスの場合は、外野の壁やバックネット下は、中継でよく映り、広告効果が高いため、高額になる。大谷が移籍したドジャースは、人気球団のため、スポンサー料もアップ。エンゼルスと比べ、10倍以上のスポンサー料が提案されたという。日本からは、7社ほどが3~5年で契約しているという。そのひとつの日本管材センターは、創業以来初めてメジャー球団スポンサーになった。ドジャースタジアムの観客席にある看板への社名表示と、オープン戦のバックネット下をセットで購入した。大谷がオープン戦第1号ホームランを放ったとき、日本管材センターの看板が映っていて、ホームページのアクセス数が数百倍に伸びたという。スポンサーになると、球団から様々な優遇サービスを受けられる。日本管材センターは、企業を相手にしている商社で、消費者が知るきっかけがないため、社名を知ってもらい、リクルートや、社員の士気向上につなげたいとしている。球団にスポンサーを売り込む代理店は、予算が出せないという企業に対して、ドジャースのアウェイの試合の権利を提供しているという。年間の試合の半分はアウェイで、金額もドジャースの10分の1、20分の1ぐらいだという。日本企業が参加しやすくなったのは、多くの日本人選手が活躍し、メジャーリーグに日本を認める文化ができたからだ。
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