薄幸はブックライブコミック編集2部の根本編集長、漫画家の廻先生と対面した。廻先生は「虐げられ令嬢とケガレ公爵～そのケガレ、払ってみせます！～」などウェブ漫画でヒット作を生み出している。薄幸は16ページにわたる原作、設定資料を手渡した。百貨店の化粧品売場ではたらくすみれ（30）は既婚者ながら、同じフロアのアパレル店員と不倫をしていた。離婚を決意したすみれは多額の慰謝料をふんだくるべく、夫に不倫をさせて証拠を突きつけるという計画を立案する。薄幸は浮気をしまくっていた友人がモデルだといい、浮気を武勇伝のように自慢されたという。「サレタガワのブルー」の作者、セモトちか先生も実在の人物をモデルにしていた。
すみれは夫を浮気させる上で、かつての後輩である芽衣に注目する。化粧を施すと、夫が好きな女優に酷似するためだった。編集長、廻先生は芽衣、すみれの夫は善人にすることで、すみれ、不倫相手はより一層、憎たらしさで際立つなどと改善点を指摘。ただ、キャラクター造形がしっかりしていて、ストーリーも面白かったと好評を博した。リモートでの打ち合わせではキャラクターが住む家の家賃など細部まで詰め、40ページに渡る第1話が完成。作品名は「メイク・ハニー・トラップ」。
すみれは夫を浮気させる上で、かつての後輩である芽衣に注目する。化粧を施すと、夫が好きな女優に酷似するためだった。編集長、廻先生は芽衣、すみれの夫は善人にすることで、すみれ、不倫相手はより一層、憎たらしさで際立つなどと改善点を指摘。ただ、キャラクター造形がしっかりしていて、ストーリーも面白かったと好評を博した。リモートでの打ち合わせではキャラクターが住む家の家賃など細部まで詰め、40ページに渡る第1話が完成。作品名は「メイク・ハニー・トラップ」。
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